外壁塗装

塗替えの必要性 

外壁は、自然環境(紫外線・雨・風・雪・熱)から私たちを守ってくれています。
外壁もまた塗膜によって自然環境から守られています。
外壁を守っている塗膜には寿命(耐用年数)があり、耐用年数を過ぎてしまうと、本来の力を発揮できず、外壁を自然環境から守る事が出来なくなってしまい、外壁が自然環境を直接受けてしまい劣化してしまいます。

私たちの住まいを守るためには、定期的な点検と必要に応じた塗替えが必要です。

塗替え時期

外壁塗替えの時期は、新築の場合は10年目が目安と言われています。その後は、塗替えに使用した塗料によって塗替えの時期は異なってきます。
しかし方角などによって使用した塗料の耐用年数が前後します。耐用年数以外では下記のような塗替え時期の見分け方があります。
塗替え前に一度現状の外壁の状態を確認しましょう。

見分け方

■ツヤが落ちてくる。
■チョーキング(表面を触ると白い粉が手に付着する)
■苔・藻が生えてくる(緑色の苔等が付着している)
■ひび割れ
■塗膜の剥がれがある
■変色している

塗料の紹介

外壁塗装用 アクリル塗料

アクリル塗料の耐用年数は、4~8年になります。
耐用年数が短い為、短いサイクルでの塗替えが必要とされます。
モルタル外壁や不燃材サイディング外壁に適しています。
アクリル塗料は塗りやすく、価格が安い為、重ね塗りや短期間で別の色に塗り替えるといった際に最適です。

外壁塗装用 ウレタン塗料

ウレタン塗料の耐用年数は、7~10年になります。
ウレタン塗料の特徴は、費用と耐用年数のバランスが取れていることです。
木製外壁、モルタル外壁、不燃材サイディング外壁、金属サイディング外壁と幅広く適しています。
直射日光や紫外線にも強く、耐水性も高いですが防汚性に劣るというデメリットもあります。

外壁塗装用 シリコン塗料

シリコン塗料の耐用年数は、8~15年になります。
シリコン塗料は防汚性が非常に高く、また耐久性に優れています。
モルタル外壁、不燃材サイディング外壁に適しています。
弾性が低くひび割れがしやすいというデメリットもあります。

外壁塗装用 フッ素塗料

フッ素塗料の耐用年数は、11~20年になります。
フッ素塗料は最も耐久性・防汚性に優れています。
フッ素塗装の特徴は、酸性雨や紫外線から守ってくれます。
フッ素塗料は効果でまた、塗膜が非常に固い為、施工が難しく知識と経験が必要とされます。

屋根塗装

塗替えの必要性

屋根は建物の中で一番自然環境(紫外線・雨・風・雪・熱)の影響を受ける場所になります。自然環境の影響を受けてしまう屋根だからこそしっかりとした塗装をし塗膜によって屋根材を守る必要があります。

塗料によって異なりますが、塗装することにより、屋根材を酸性雨や紫外線などから守ります。

塗替えの時期 

塗替えの時期は屋根材によって様々です。
塗り替え工事が必要な屋根材の種類は、カラーベスト・コロニアル・モニエル瓦・セメント瓦・スレート・トタンなどがあります。

見分け方

■チョーキング(表面を触ると白い粉が手に付着する)
■苔・藻が生えてくる(緑色の苔等が付着している)
■ひび割れ
■塗膜の剥がれがある
■塗膜の膨れがある
■変色している

塗料の紹介 

屋根塗装用 アクリル塗料

アクリル塗料の耐用年数は、5~7年になります。
現在ではアクリル塗料にシリコンを加えるシリコンアクリル塗料があります。
シリコンを加えることにより艶の寿命を延ばしてくれます。

屋根塗装用 ウレタン塗料

ウレタン塗料の耐用年数は、8~11年になります。
ウレタン塗料の特徴は、費用・耐久性・機能性のバランスが取れていることです。
柔らかい性質を持つ為、細部や下地の塗装に適しています。
光沢は長続きしますが、変色の恐れがあるというデメリットもあります。

屋根塗装用 シリコン塗料

シリコン塗料の耐用年数は、8~14年になります。
耐水性、耐汚性、対候性があり、コストパフォーマンスが最も良いとされています。
美観を長期にわたって維持することが出来ますが、ひび割れの恐れがあるというデメリットもあります。

屋根塗装用 フッ素塗料

フッ素塗料の耐用年数は、15~20年になります。
フッ素塗料は最も耐久性・防汚性・対候性・耐熱性・耐寒性・低摩擦性・不燃性など数多くの機能が優れています。
フッ素塗装の特徴は、酸性雨や紫外線から屋根材を守り、雪などは屋根に残りません。
品質は最高級ですが価格が高く、塗膜が固い為、建物にヒビが入った際、塗膜にもヒビが入ってしまう可能性があります。

遮熱塗装

遮熱塗料とは、一般の塗料に赤外線反射顔料(遮熱顔料)を加えて作られます。
太陽光から発せられる紫外線には熱はなく、屋根材などに吸収されることにより熱を発します。
遮熱塗料は太陽から発せられる近赤外線領域の光線を反射、紫外線の吸収を減らすことができます。
太陽から発せられる近赤外線領域の光線を反射、紫外線の吸収を減らすことにより、屋根の温度上昇を抑え夏場でも室温が上がりにくくなります。
室温の上昇を抑えることにより、節電対策、省エネに適しています。
遮熱塗料には様々なメーカー・商品が存在し、それぞれ特化した特長を持ち合わせています。
お客様のご希望に沿った塗料のご提案をさせて頂きます。
■遮熱性 ■低汚染性 ■高耐久性・耐侯性
■防カビ・防藻性 ■防水性 ■防食性 ■遮音性